ジュニアズファームは、 1996 年 11 月にデビューしました。オリジナル商品の製作に至ったきっかけは、通例に違わず我が家にアメリカンコッカースパニエルの“ＪＵＮＩＯＲ”が来たことにはじまります。一味違う首輪をと探しまわりましたが、当時はまだおしゃれな首輪は少なく満足できるものがありませんでした。‘ならば、自分達で作ろう'ということになりました。そのため、の商品はＡコッカーを意識して製作されたものが多くなっています。

の商品コンセプトは、ペットオーナーの立場から考え得た必然性のあるディティールにこだわり、デザインにはファッション性と機能性を兼ね備えた今までにないペットグッズの企画・製作を目指すというものです。幾多のハンドバッグ等を手がけてきたデザイナーが素材から厳選して独自で開発したオリジナリティのある商品群は従来の単なる犬の首輪という意識を逸脱した全く新しい存在感を与える商品に仕上がっていると自負しております。

のネーミングは、文字通り「ジュニアの広場・遊び場」といった直訳的な意味合いから成るものですが、私達の「ジュニア」に対する想いと皆様がご自身の愛犬を想う気持ちは同じだと思います。「ジュニア＝我が子」と「ファーム＝耕作する場所」という意味合いを掛けあわせて、我が子のために作り上げて行く場所を求めるオーナーさんすべての方々の愛情を込めてネーミングにいたしました。

そんなジュニアも寄る年波には勝てず、2010年10月に15才で天に召されました。続いて、2011年7月には、相棒犬だったブラックコッカーのキャビアも、後を追うように旅立って行きました。残された私共は傷心の中におりますが、ジュニアとキャビアがいてくれたからこそ、皆様にかわいがっていただける商品を開発してくることができたのだと思い、今は感謝の気持ちで一杯です。

今後も変わらず、ジュニアズファームの商品をご愛用頂いている皆様によりよい提案をしていくことが、私共の努めと思い、頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　タネダデザインファクトリー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　種田　善